3歳児のA君がペットボトルに雨どいをつなげて、水を流すことを楽しんでいました。水を流すとペットボトルと雨どいの繋がっている部分から水が漏れていたので「A君、ここからお水が出てきているよ」と言ってみると「あっ!ほんまや」とハッとした表情をしました。流れる原因に注目できたAくん。ペットボトルの上に雨どいを置くことで隙間から水が漏れる、その漏れる原因を言葉で言い表すことはできないA君ですが、これまでの遊び学んだ経験からでしょうか、感覚で漏れる原因を突き止め修繕したのです。
A「もっかい(もう1回)水する~」と水を流してA君と保育士はじっと水の流れを見ていました。
A「あっ!!
保「最後まで流れてきたね!やったー!」
A君の作った装置の側には川が流れていました。(数日前から子ども達が土を掘って水路を作り、川を作って楽しんでいました)
保「この水の道、もう少し長くしたら川に合体しそうだね」と言うと、近くで見ていたB君(5歳児)とC君(5歳児)が雨どいを繋げてくれました。C君はペットボトルの角度が悪くて漏れていたことに気付き、ベンチでペットボトルの角度を固定したり、近くにあった石や鍋、フライパンで高さを出して水の流れを支えたりしました。そしてA君B君C君がそれぞれに水を流して「川までいったね!」「ここ、水出てくる」と喜びを味わったり上手く流れるために試行錯誤したり夢中になって楽しみました。
子ども達は、“面白い”“もっとやりたい”と感じると夢中になっていきます。その瞬間に立ち会える保育士もとても嬉しくなります。夢中になって遊んでいるときこそが好奇心や探求心が芽生え、上手くいかないことがあっても自分で考えてやってみて乗り越えようとする力が育まれると思います。一人一人が夢中になれる遊びに出会えるように保育をしていきたいと思います。

